ご挨拶
企業の財務報告の信頼性を保証する会計監査業務において、企業の財務諸表項目を取引先等に直接確認することは、非常に重要な手続とされています。しかしながら、紙媒体の確認状による発送・回答・回収といった作業には、会計監査人はもちろん、被監査会社やその取引先・顧客等の回答者の皆さまにも多大な事務負担を要していることが、会計監査における共通課題の一つでした。
会計監査確認センター合同会社は、このような共通課題の解決を図るため、各監査法人の共同出資により設立した会社です。
当社は、日本の会計監査を変革する基盤となることで社会全体に価値を提供する、そんな会社でありたいと考えております。
当社の提供するBalance Gatewayは、確認手続に関する共通課題を解決するためのサービスです。
Webベースでの確認を可能とするプラットフォームにより、スピーディかつ信頼性の高い確認手続を実現する環境を提供いたします。
おかげさまで、2019年12月のサービス開始以降、1万社以上の会計監査で累計90万通以上のご利用をいただいております。
2024年10月には「残高確認電子化の拡大に向けた監査法人協議会」を設置し、参画いただく監査法人の皆さまとともにさらなる電子化を強く推進してまいる所存です。
Balance Gatewayは今後も進化を続けます。皆様に広くご利用いただくことで、デジタル化社会における会計監査の変革と社会全体の事務負担の軽減の一助になることを強く願っております。