Balance Gateway で変わる残高確認手続


監査法人等
回答がすぐに届く
オンラインで手続が完結するBalance Gatewayは、その所要期間が大幅に短縮されます。依頼当日の回答が最多で、4日以内に7割以上が回答されています。確認項目の多い銀行等取引残高確認・証券取引残高確認であっても、4〜5日での回答が最多となっています。
紙面の依頼状の封入・発送が不要に
紙面で用意された依頼状の封入・発送作業は従来、公認会計士試験合格者が最初に経験する繁忙期の風物詩でした。印刷不要・押印不要・発送不要のBalance Gatewayでは、繁忙期に貴重な監査時間を生み出します。
最新のステータスをどこからでも把握できる
オンラインのBalance Gatewayでは、最新の回答受領状況をお手元のPCからいつでも確かめられます。回答が届いているか、夕方にオフィスに戻っていた時代は今や昔です。
リモートワークに対応
インターネット環境があれば、どこでもBalance Gatewayを利用できます。往査先やオフィスでの執務などご希望の執務スタイルで、止むを得ない出社制限の場合も業務を止めません。
監査調書を電子化
Balance Gatewayの確認回答者一覧画面はExcelファイル形式で、受領した回答はPDFファイル形式で出力でき、監査調書としてご利用いただけます。ペーパーレス化により紙面紛失のリスクもなくなります。
被監査会社
複雑な依頼状作成が不要に
従来の依頼状紙面の作成・印刷は、Balance Gatewayへの必要情報の登録に変わります。回答者1先ずつの登録やExcelファイルテンプレートによる複数先の一括登録も可能です。従来のWordの差込印刷機能を駆使した複雑な依頼状作成は不要になります。
押印手続が不要に
従来の依頼状への押印は、Balance Gateway上で承認操作に変わります。地元の金融機関とお取引する日本各地の支店支社に依頼状に押印、送付してもらう必要がなくなります。
最新のステータスを把握できる
従来は監査法人等に逐一確かめていた依頼や回答の状況を、被監査会社ご自身でBalance Gatewayの画面上で把握できるようになります。
回答される方
依頼がすぐに届く
監査法人等が依頼すると、回答者はその内容をすぐに確かめることができます。オフィスに届いた封筒を開封・転送してもらう必要がありません。
依頼が一覧に
届いた依頼はBalance Gatewayの画面に一覧で表示されます。依頼や回答の状況を手管理する必要がありません。
リモートで回答ができる
インターネット環境があれば、どこでもBalance Gatewayを利用できます。オフィスでの回答やご自宅での回答など、ご希望の勤務スタイルでの対応、止むを得ない出社制限中の対応も可能です。
電子データで保存できる
回答内容は添付ファイルとともに電子データで保存ができます。ペーパーレス化により、ご希望の勤務場所からいつでも過去の回答を参照できます。
メールアドレス等の案内が不要 ※認証済回答者の場合
依頼先が認証済回答者の場合、監査法人等はBalance Gatewayで認証済回答者の法人や支店・部門を選択するだけで依頼情報登録を完了できます。そのため、被監査会社に対してメールアドレス等の情報の提供が不要です。
初回認証が不要 ※認証済回答者の場合
認証済回答者は、その実在性と本人性を当社が確かめたうえでBalance Gatewayに登録されている回答者です。そのため、その他の回答者の場合に回答ごとに異なるコードの入力を求める初回認証が、認証済回答者は不要となっています。
回答ユーザーを柔軟に変更できる ※認証済回答者の場合
認証済回答者は、その法人情報管理者が回答ユーザー等をご自身で管理できます。回答事務の集約、回答ユーザーの人事異動など、認証済回答者の事情に応じていつでも柔軟に変更できます。
Balance Gateway の操作の流れ
-
1.依頼情報を登録
被監査会社または
監査法人等 - 2.依頼を承認 被監査会社
- 3.回答を依頼 監査法人等
- 4.回答を入力 回答者
- 5.回答を受領 監査法人等
1. 依頼情報を登録 <被監査会社または監査法人等>
ご回答いただく方の情報や回答をお願いする内容をBalance Gatewayに登録します。回答依頼先が認証済回答者の場合はその法人と支店・部門を選択、その他の回答者の場合はご回答いただく方の氏名・部署・メールアドレス等を入力します。詳細を記載したファイルの添付も可能です。回答者1先ずつの登録やExcelファイルテンプレートによる複数先の一括登録も可能で、従来のWordの差込印刷機能を駆使した複雑な依頼状作成は不要になります。
2. 依頼を承認 <被監査会社>
被監査会社の管理ユーザーが、Balance Gateway上で依頼情報を承認します。従来の会社印の押印やそのための出社が不要になります。
3. 回答を依頼 <監査法人等>
監査法人等のユーザーが、Balance Gateway上で回答を依頼します。紙面の依頼状や返信用封筒の封入、切手の貼付、郵便ポストへの投函、これら作業のための出社が不要になります。
4. 回答を入力 <回答者>
監査法人等のユーザーが回答を依頼すると、依頼が届いた旨がメールで通知され、Balance Gatewayの画面には依頼が一覧表示されます。
回答者の一般ユーザーまたは管理ユーザーがBalance Gatewayに回答を入力し、管理ユーザーが承認します。
依頼状の社内回覧、回答書への会社印の押印、返信用封筒への封入、郵便ポストへの投函、これら対応のための出社は不要になります。
5. 回答を受領 <監査法人等>
回答者の管理ユーザーが回答を承認すると、監査法人等のユーザーはすぐにその内容をBalance Gateway上で閲覧できます。回答書の到着を確かめるために、往査先からオフィスに戻る必要がありません。
回答結果を確かめ、Balance Gateway上で完了操作をすると、被監査会社のユーザーも回答を閲覧できるようになります。
確認回答者一覧画面はExcelファイル形式で、回答はPDFファイル形式で出力でき、監査調書としてご利用いただけます。
Balance Gateway が対応する確認様式
Balance Gateway は、銀行等取引残高確認や債権債務残高確認を含む、すべての確認様式に対応しています。
自由様式の添付参照式は、弁護士確認や年金資産残高確認など、さまざまな確認手続に利用されています。
| 確認様式 | Web確認 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 認証済回答者 *1 | その他の回答者 | ||
| 銀行等取引残高確認 | 〇 | ー | JICPA実務ガイダンス*2 の銀行等取引残高確認項目に対応する残高を回答いただく様式です。 |
| 証券取引残高確認 | 〇 | ー | JICPA実務ガイダンス*2 の証券取引残高確認項目に対応する残高を回答いただく様式です。 |
| 債権債務残高確認 | 〇 | 〇 | 被監査会社の債務・債務残高確認を提示し、回答者の債務・債権残高との相違有無(チェック式)、またはその残高(入力式)を回答いただく様式です。 |
| その他の確認 | 〇 | 〇 | コメント入力や資料添付(様式は自由)により回答依頼内容を提示し、コメント入力や資料添付(依頼者指定の様式、または回答者所定の様式)により回答いただく様式です。 |
*1 認証済回答者の一覧は こちら をご覧ください。
*2 日本公認会計士協会「銀行等取引残高確認書及び証券取引残高確認書の様式に係る実務ガイダンス」(監査基準報告書505実務ガイダンス第1号)
Balance Gateway の便利機能
Balance Gateway のユーザーサポート
詳しいマニュアルや動画、FAQに加え、専門のスタッフが電話やチャット、お問い合わせフォームにて、ユーザーのみなさまの操作をサポートしています。お気軽にご相談ください。
電話・チャット
午前9:30〜午後5:30
お問い合わせフォーム
24時間受付中
Balance Gateway のセキュリティ
安心してご利用いただけるよう、さまざまな対策を施した頑強なセキュリティ態勢で大切な情報をお預かりしています。

多層防御によるサイバー攻撃対策
サイバー攻撃に備え、24時間常時セキュリティを監視しています。また、ファイアウォールによる侵入対策やデータ暗号化による漏洩対策など多層の防御策を構築しています。

外部通信/保存データの暗号化
データを暗号化し、セキュアなデータの通信や保護を図っています。

国内データセンターでのデータ管理
データを国内のデータセンターへ保管することで、安定した通信環境下でのデータ保管が可能となり、万一のトラブルにも緊急対応を迅速に行うことができます。

認証プロセスの高度化
IDごとのパスワード認証に加え、ワンタイムパスワードによる多要素認証を選択できます(一部のユーザーを除く)。認証済回答者の場合はこれに加え、IPアドレスによるアクセス制限の選択も可能です。

外部機関による安全性評価
金融情報システムセンター(FISC)の定める基準を満たしたSOC2レポート*1 を取得しています。
*1 日本公認会計士協会(JICPA)が定めた保証業務実務指針に基づき、受託会社である当社が記述したセキュリティ、可用性、処理のインテグリティ及び機密保持に関する内部統制に対して、独立受託会社監査人がそのデザインの適切性及び運用状況の有効性に関する意見を表明した報告書です。





